皆さん、こんにちは!
「履歴書どうやって作ればいいかわからない、、、」
「書類選考を通過できる履歴書の書き方は??」
筆者も初めて提出を求められた時は書き方が分からず焦りました笑
なので、筆者の経験をもとに履歴書の書き方を完全ガイドしていきます!!
履歴書は就活において超重要な書類です、しっかりと書き方・注意点を理解して他の就活生と差をつけましょう!!
はじめに
就職活動において、履歴書は最も重要な書類のひとつです。
履歴書は、採用担当者が応募者を初めて知る書類であり、採用担当者は履歴書を基に応募者の第一印象を判断します。
そのため、履歴書は誤字脱字や表記ミスがないことはもちろん、応募先企業やポジションにマッチした内容を、具体的なエピソードや数字でアピールできるものでなければなりません。
また、履歴書には、一般的な履歴書のほかにも、職務経歴書やエントリーシートなど、さまざまな種類やフォーマットがあります。
応募先企業や業界によって、履歴書の種類やフォーマットが異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
本記事では、就活生向けに履歴書の書き方について徹底解説します!
履歴書の重要性や役割、履歴書の構成要素やフォーマット、履歴書の作成フローとそれぞれの書き方、履歴書の提出と注意点、成功事例など、履歴書の書き方に必要な情報を全て網羅しています。
この記事を参考に履歴書をブラッシュアップし、志望企業の採用担当に好印象を与えましょう。
履歴書の重要性と役割
改めて、履歴書は、就職活動において最も重要な書類のひとつです。
履歴書は、採用担当者が応募者を初めて知る書類であり、採用担当者は履歴書を基に応募者の第一印象を判断します。
履歴書には、応募者の学歴・職歴・スキル・資格・自己PRなど、応募者の基本的な情報が記載されています。そのため、履歴書は応募者の能力や適性を判断する重要な資料となります。
また、履歴書は、応募者の入社意欲や熱意をアピールする絶好の機会です。履歴書を丁寧に作成し、応募先企業への熱意をしっかりと伝えましょう。
就活を成功に導く履歴書とはどのようなものか
就活を成功に導く履歴書とは、以下の3つのポイントを押さえた履歴書です。
- 誤字脱字や表記ミスがないこと
- 応募先企業やポジションにマッチしていること
- 応募者の強みや個性が伝わること
1.誤字脱字や表記ミスがないこと
履歴書は、応募者の第一印象を決める重要な書類です。誤字脱字や表記ミスがあると、採用担当者に不信感を与えてしまいます。履歴書を提出する前に、必ず誤字脱字や表記ミスがないか確認しましょう。
2.応募先企業やポジションにマッチしていること
履歴書は、応募先企業やポジションにマッチしたものでなければ、採用担当者に興味を持ってもらえません。応募先企業やポジションの特徴や求める人材を理解し、それに合わせて履歴書を作成しましょう。
3.応募者の強みや個性が伝わること
履歴書は、応募者の強みや個性をアピールする絶好の機会です。履歴書を作成して、応募者の強みや個性がしっかりと伝わるようにしましょう。
履歴書を作成・提出する際には、これらのポイントをしっかりと押さえましょう。
履歴書の構成要素とフォーマット
履歴書は、就職活動や転職活動において、応募先企業に自分をアピールするための重要な書類です。履歴書の構成要素とフォーマットを理解し、正しく記入することで、より効果的に自分をアピールすることができます。
〈構成要素〉
履歴書の構成要素は、大きく分けて以下の5つです。
- 基本情報:氏名、性別、生年月日、現住所、連絡先
- 学歴:入学・卒業年月、学校名、学部・学科
- 職歴:入社・退社年月、会社名、部署、職種
- 免許・資格:保有している免許・資格
- 自己PR:自分の強みやアピールポイントを記入する欄
〈フォーマット〉
履歴書のフォーマットは、大きく分けて以下の2種類があります。
厚生労働省が提供しているフォーマット:
採用企業独自のフォーマット:採用企業が独自に作成したフォーマットで、応募先企業の採用情報に記載されている。
履歴書は以上のような要素から成り立っており、そのフォーマットも少し異なる場合があります。必ず志望企業からの指示に合わせましょう。
履歴書の作成フロー
履歴書を作成するには、以下のフローを参考にしてください。
- 履歴書のフォーマットをダウンロードする
- 基本事項を記入する
- 学歴・職歴を記入する
- スキル・資格を記入する
- 志望の動機、特技、好きな学科、アピールポイントなどを記入する
- 本人希望記入欄を記入する
- 誤字脱字や表記ミスがないか確認する
1.履歴書のフォーマットをダウンロードする
履歴書のフォーマットは、厚生労働省のホームページからダウンロードできます。
また、就職活動支援サイトや就職エージェントなどからも、履歴書のフォーマットをダウンロードすることができます。
履歴書のフォーマットをダウンロードする際のポイントは2点です。
ポイント1:最新のフォーマットをダウンロードする
履歴書のフォーマットは、年々改訂されています。最新のフォーマットをダウンロードすることで、誤字脱字や表記ミスを防ぐことができます。また、大きく様式が変わった際に最新の様式でなければ企業の採用担当者からの印象を下げることに繋がります。
厚生労働省履歴書フォーマット:https://jsite.mhlw.go.jp/aomori-roudoukyoku/news_topics/topics/_00051.html
ポイント2:複数のフォーマットを比較する
複数のフォーマットを比較して、自分に合ったフォーマットを選びましょう。フォーマットのレイアウトや項目の配置など、自分に使いやすいフォーマットを選ぶことが大切です。
また、アピールしたいことの比率が大きいフォーマットが存在しているか探してみましょう。
履歴書のフォーマットをダウンロードしたら、履歴書の作成を始めましょう。
もし、履歴書の作成に不安がある場合は、就職活動支援サイトや就職エージェントに相談してみましょう。就職活動支援サイトや就職エージェントでは、履歴書の作成代行や添削サービスを提供しているところもあります。
2.基本事項を記入する
続いて、氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなどの基本事項を記入します。
基本事項は、履歴書の冒頭に記載する項目です。そのため、誤字脱字や表記ミスがないように、丁寧に記入しましょう。
基本事項を記入する際のポイントは4点です。
ポイント1:最新の情報を記入する
氏名や住所など、最新の情報を記入しましょう。
ポイント2:正確に記入する
氏名や生年月日、住所などの基本事項は、誤字脱字や表記ミスがないように、正確に記入しましょう。
ポイント3:わかりやすく記入する
氏名や住所など、わかりにくい表現は避けて、わかりやすく記入しましょう。
ポイント4:丁寧に記入する
基本事項は、履歴書の冒頭に記載する重要な項目です。そのため、丁寧に記入しましょう。
基本事項を記入したら、次は学歴・職歴を記入しましょう。
3.学歴・職歴を記入する
みなさんのこれまでの学習や経験を示す学歴と職歴を記入します。
学歴欄では、新卒なら小学校卒業から最新の学歴までを、それ以外なら高校卒業から最新の職歴までを年月順に記入します。
大学や専門学校の場合は、入学・卒業年月、学部・学科、卒業見込みの場合は卒業見込み年月も記入します。
職歴は、アルバイトやインターンシップなどの経験も含めて、年月順に記入します。会社名、部署、職種、入社・退社年月を記入します。また、職務内容や実績を具体的に記載すると、より効果的です。
書く際は以下の例を参考にしてみてください。
⚪︎学歴
- 平成25年 3月 東京都立××小学校 卒業
- 平成28年 3月 東京都立○○中学校 卒業
- 平成28年 4月 横浜市立□□高等学校 入学
- 平成31年 3月 横浜市立□□高等学校 卒業
- 平成31年 4月 東京都立△△大学△△学部 入学
- 令和5年 3月 東京都立△△大学△△学部 卒業(または、卒業見込み)
⚪︎職歴
- 平成31年 3月 株式会社○○○○○○ アルバイト 入社
- 令和4年 4月 株式会社○○○○○○ アルバイト 退社(または、現在に至る)
⚪︎転職の場合の職歴の書き方
ポイント1:学校名・企業名などは必ず略さない
・〇〇市立〇〇小学校
・私立〇〇中学校
・〇〇県立〇〇高校
などのように学校名は略さず、上記の例のようにしっかり正式名称で記入しましょう。
略した場合、採用担当者に適当な印象を与えてしまい、マイナスからのスタートになってしまう可能性があります。
ポイント2:義務教育は「卒業のみ」
小・中の学歴を記載する際は義務教育なので「入学年度」は入れずに「卒業年度」のみ記載しましょう。
一般的に義務教育期間は留年・浪人などがない、在籍期間が一律で決まっている(小学校:6年、中学校:3年)というのが理由です。
ポイント3:「浪人」の場合は記載なし
大学受験での浪人などの場合で1年以上空いていても記載しなくても大丈夫です。
採用担当も1年ほど開いていた際、「浪人していた」と認識します。浪人以外で期間が空いており、アピールになり得る活動をしていたのであれば、後述の自己PR欄などに記載するといいでしょう。
ポイント4:「中退」をした場合は「卒業」と書かない
中退をした場合は、卒業ではないので、その旨を記載しましょう。
しかし、正直に「中退」と記載した場合、印象を悪くする恐れがあるので、以下の例のように理由をつけて記載しましょう。
・平成28年 4月 横浜市立□□高等学校 入学
・平成30年 5月 横浜市立□□高等学校 家庭の都合により中退
ポイント5:正確な情報を記載しよう
もし、不正確な情報を記載していた場合、経歴詐称として一発で「不合格」になる可能性があります。
なので、年度等はしっかりと確認しましょう。年度がわからない際は下記のサイトを使用するといいでしょう。
4.スキル・資格を記入する
応募者のスキルや資格を記入します。スキル・資格は、応募者の強みや個性を示す重要な項目です。
以下の例を参考にしてみて下さい。
・令和2年 5月 普自動車第一種免許 取得
・令和2年 4月 TOEICListening&ReadingTest 〇〇点 取得
・令和3年 3月 2級ファイナンシャル・プランニング技能士試験 合格
免許・資格を持っていない人は必ず「特になし」と書いてください。何も書いていないと、記入漏れと誤解されたり、雑な印象を与えたりする可能性があるので注意が必要です。
また、一般的に3級ではプラス査定にならないと言われています。
書くのであれば、2級以上もしくはTOEICであれば600点以上を取得しておきまししょう。
スキル・資格を記入する際のポイントは3点です。
ポイント1:免許・資格などは正式名称で書く
✖️運転免許、TOEIC、FP
などのように略称や通称で書くのではなく、正式名称で書きましょう。
ちなみに、普自動車第一種免許が「AT限定」の際は記入してもしなくても大丈夫です。
筆者は念の為に「普自動車第一種免許(AT限定)」と書きました。
ポイント2:基本的には取得年度順だが、最初に運転免許を記載しておくと流れがいい
記入順に決められたルールはないが、運転免許とその他の資格を交ぜずに書くのがスマート。先に運転免許をまとめて取得順に書き、その他の免許・資格はその後に取得順に記入していくのがいいでしょう。免許・資格欄には運転免許のみを記入する人が多いため、先に運転免許が目に入らないと採用担当者が違和感を覚える可能性があるからです。
ポイント3:応募先の企業、職種に合った資格を優先的に記入する
応募先企業やポジションで活かせるスキル・資格を優先して記入しましょう。応募先企業やポジションの求める人材像を理解し、それに合わせてスキル・資格を記入することで、採用担当者に好印象を与えることができます。
例えば、コンサル会社に提出する際、運転免許の次に「中小企業診断士」や「ファイナンシャル・プランニング技能士試験」、「TOEICListening&ReadingTest」を記載すると良いでしょう。
5.志望の動機、特技、好きな学科、アピールポイントなどを記入する
新卒であれば、この欄は基本的に軽く「志望の動機」、「アピールポイント」を記載しておきましょう。
この欄は採用担当が必ず確認し、書類の合否を決めるところでもあるので、しっかりと考え記載しましょう。
また、面接でも深掘られるため面接の布石として深掘りして欲しいことを記載することも1つの手法でしょう。
以下に「志望動機」「アピールポイント」の例を記載しているので参考にしてみてね。
「志望の動機」
志望の動機は、応募先企業やポジションに対する熱意や意欲をアピールすることが重要です。具体的なエピソードや数字を交えて、なぜその企業やポジションを志望するのかを伝えましょう。
志望の動機の記入例
私は、貴社の「お客様に寄り添ったサービスを提供すること」という理念に共感し、貴社を志望しました。私は、大学時代に〇〇サークルに所属し、〇〇の活動を通して、人と接することの楽しさや、相手の気持ちに寄り添うことの大切さを学びました。貴社に入社した際には、これまでの経験を活かして、お客様に寄り添ったサービスを提供することで、貴社の理念の実現に貢献したいと考えております。
「アピールポイント」
アピールポイントは、応募先企業やポジションで活かせる強みや個性をアピールすることが重要です。具体的なエピソードや数字を交えて、自分の強みや個性をどのように活かすことができるのかを伝えましょう。
アピールポイントの記入例
私のアピールポイントは、〇〇です。私は、〇〇の経験から、〇〇という強みや個性を身につけました。貴社に入社した際には、〇〇の強みや個性を活かして、貴社の〇〇に貢献したいと考えております。
6.本人希望記入欄を記入する
ここは譲れない絶対条件がない限り、「貴社の規定に従います」と記載しましょう。
ここの欄で「給料〇〇万以上」「勤務地〇〇が良い」「労働時間は〇時間以内」と書いてしまうと、採用担当からしたら生意気と捉えられ、最悪履歴書で不合格となる可能性があります。
ちなみに、筆者の友達はこれを知らず、条件をたくさん記入して面接までしてもらえませんでした。みなさん気をつけて下さい。
7.誤字脱字や表記ミスがないか確認する
履歴書に誤字脱字や表記ミスがないかを、複数回にわたって確認します。
誤字脱字や表記ミスは、採用担当者に不信感を与えるだけでなく、仕事に対する注意力や丁寧さを疑われる可能性があります。そのため、履歴書を作成する際には、誤字脱字や表記ミスがないかをしっかりと確認することが大切です。
ポイント1:自分の目で確認する
まずは、自分の目で履歴書を読み直して、誤字脱字や表記ミスがないかを確認しましょう。自分の書いた文章は、慣れているため、誤字脱字や表記ミスがあっても気づきにくいものです。そのため、必ず自分の目で確認するようにしましょう。
ポイント2:他人にチェックしてもらう
自分の目で確認した後、他人にチェックしてもらうと、より確実に誤字脱字や表記ミスを見つけることができます。家族や友人、就職活動の支援サービスを利用するなどして、複数の人にチェックしてもらうようにしましょう。
ポイント3:誤字脱字や表記ミスが見つかったら、すぐに修正する
誤字脱字や表記ミスが見つかったら、すぐに修正しましょう。修正する際には、修正液や修正テープを使用するのではなく、新たに書き直すようにしましょう。
また、PC上の作成では元データから修正しましょう。
履歴書は、採用担当者が初めて応募者を評価する書類です。誤字脱字や表記ミスがないかをしっかりと確認することで、採用担当者に好印象を与えることができます。
履歴書の提出方法・注意点
履歴書の提出にも細心の注意を払いましょう。
採用担当者からの提出方法の指定・提出期限は必ず何がなんでも守りましょう。遅れたりした場合は不合格になると考えて下さい。
筆者の友達も提出方法に手間取ってしまい、提出が遅れたところ、光の速さで不合格になっていました。
主に、履歴書の提出方法はサイト上での提出・メールでの提出・郵送が考えられます。
これら3つの方法の各注意点を記載しているのでしっかりと確認し、提出しましょう
この提出方法を間違うだけで採用担当者からの印象をかなり悪くします。
オンラインで提出する場合の注意点
オンラインで提出する場合は、以下の点に注意が必要です。
・応募先企業の指定する方法に従って提出する
・履歴書を提出する際は、応募先企業に必要な情報をすべて入力する
・履歴書を提出する前に、誤字脱字や表記ミスがないか確認する
最近では、企業の採用サイトにマイページがあり、そこに直接記入・提出するケースが多くなってるね。
筆者の時はほとんどこの方法でした。
メールで送付する場合の注意点
メールで送付する場合は、以下の点に注意が必要です。
・履歴書をPDFファイルに変換して送付する
・履歴書のファイル名は、氏名と応募職種を記載する
・履歴書の本文には、応募先企業名と応募職種を明記する
件名例:
株式会社□□ 〇〇(名前)新卒採用 履歴書の件
最近はメールで送ることは少なくなったけど、筆者は2.3回送ったことあるね。
その時はPDFの変換方法・件名に手間取った記憶があるよ。
郵送する場合の注意点
郵送する場合は、以下の点に注意が必要です。
・履歴書を折り曲げないように、封筒に入れる
・履歴書の表面に、応募先企業名や応募職種を明記する
・履歴書を送付する際は、配達記録郵便や宅配便を利用するとよい
履歴書の封筒
履歴書を入れる封筒は、白の長形3号封筒が一般的です。封筒の表面には、応募先企業名と応募職種を明記します。また、自分の名前と連絡先も記載しておきましょう。
郵送方法
履歴書は、配達記録郵便や宅配便を利用するとよいです。配達記録郵便や宅配便を利用することで、履歴書がきちんと届いたかどうかを確認することができます。
筆者はほとんど郵送で送ったことがないな。。
履歴書を提出する際に注意すべき点
履歴書を提出する際に注意すべき点は、以下のとおりです。
・応募先企業の指定する締め切りを守る
・履歴書に記入漏れがないようにする
・誤字脱字や表記ミスがないようにする
・履歴書を折り曲げないようにする
まとめ
履歴書は、郵送やオンライン、メールで提出することができます。郵送する場合は、送付先や送付方法を間違えないように注意が必要です。オンラインで提出する場合は、応募先企業の指定する方法に従って提出しましょう。また、履歴書を提出する際には、誤字脱字や表記ミス、記入漏れがないように注意しましょう。
オンラインで提出する場合の流れ
1.応募先企業の指定する方法を確認する
2.履歴書を入力する
3.応募先企業に提出する
メールで提出する場合の流れ
1.履歴書をPDFファイルに変換する
2.メールに履歴書を添付する
3.応募先企業にメールを送信する
郵送する場合の流れ
1.履歴書を作成して、封筒に入れる
2.宛名を記入する
3.郵便局に持ち込む
4.配達記録郵便や宅配便で送付する
履歴書を提出する際には、これらの注意点をしっかりと確認して、採用担当者に好印象を与えられるようにしましょう。
書類選考を突破した履歴書の成功事例の紹介
では、どのような履歴者が採用担当者に評価されるのでしょうか?
ここでは、採用担当者に評価された優れた履歴書のポイント・そのポイントを踏まえた事例を紹介しています。
書類選考を突破する履歴書のポイントは主に3点あります。
ポイント1:自分のスキルや経験を具体的に伝える
・エピソードや数字を活用する
・具体的な事例を示す
ポイント2:応募先企業やポジションに対する意欲を伝える
・応募先企業やポジションに対する理解を深める
・具体的な理由を挙げて志望動機を述べる
ポイント3:誤字脱字や表記ミスがないかをしっかりと確認する
・自分の目で確認する
・第三者にチェックしてもらう
事例の紹介
では、実際に評価された事例を見ていこう
ポイント1:自分のスキルや経験を具体的に伝える
自分のスキルや経験を具体的に伝えるためには、エピソードや数字を活用することが効果的です。エピソードでは、自分のスキルや経験を活かして、どのような成果を上げたのかを具体的に説明します。数字では、成果を具体的に示すことで、説得力が増します。
例えば、営業職を志望する学生であれば、以下のように書くことができます。
自己PR
私は、大学時代のアルバイトで、1年間で売上を前年比20%アップに貢献しました。具体的には、顧客のニーズを徹底的にヒアリングし、それに応じた提案をすることで、顧客満足度を向上させました。また、営業活動の効率化を図るために、独自の営業ノートを作成し、それを社内でも共有することで、チーム全体の売上アップに貢献しました。
この例では、具体的なエピソードと数字を活用することで、営業スキルをアピールしています。また、成果をチーム全体の売上アップにつなげていることで、協調性もアピールしています。
ポイント2:応募先企業やポジションに対する意欲を伝える
応募先企業やポジションに対する意欲を伝えるためには、応募先企業やポジションの理解を深めて、具体的な理由を挙げて志望動機を述べることが大切です。
例えば、IT企業を志望する学生であれば、以下のように書くことができます。
志望動機
私は、大学時代にプログラミングの勉強をしており、IT業界で活躍したいと考えるようになりました。貴社は、最先端の技術を積極的に導入し、新しいサービスを生み出している点に魅力を感じています。また、社員一人ひとりが裁量を持って仕事ができる点にも惹かれています。貴社に入社し、これまで培ってきたプログラミングスキルを活かして、お客様に喜んでいただけるサービスを提供していきたいと考えております。
この例では、応募先企業の特徴を具体的に挙げることで、志望動機を説得力のあるものにしています。また、自分が入社することで、どのような貢献ができるのかを具体的に述べることで、採用担当者に熱意を伝えています。
ポイント3:誤字脱字や表記ミスがないかをしっかりと確認する
誤字脱字や表記ミスは、採用担当者に不信感を与えるだけでなく、仕事に対する注意力や丁寧さを疑われる可能性があります。そのため、履歴書を作成する際には、必ず自分の目で確認するだけでなく、第三者にチェックしてもらうようにしましょう。
具体的には、以下のようなチェックリストを活用するとよいでしょう。
・氏名や住所、電話番号などの基本情報は正しく記載されているか
・学歴・職歴は誤字脱字や表記ミスがないか
・志望動機や自己PRは具体的で説得力があるか
・誤字脱字や表記ミスがないか
これらのポイントを踏まえて事例を参考にしながら履歴書を作成するとかなりの時間がかかると思います。しかし、履歴書で手を抜いてしまうと面接にすら進めず、あなたの素晴らしい人柄を見てもらうことができなくなってしまいます。
なので、早めに取り掛かり、この記事を参考にしながら書類選考を突破できる履歴書を作成して下さい。
まとめと次のステップ
まとめ
アルバイト・就活・転職などをする際に必ず記入・提出する「履歴書」について徹底的に解説してきました。
前半では、履歴書の書き方・ポイントをそれぞれの項目ごとに解説しています。明確なルールや暗黙のルールについても触れているので、実際に履歴書を書く際は参考にしてみて下さい。
後半では、履歴書の提出方法・注意点や応用編である、実際に書類選考を突破した履歴書の成功事例を載せています。
一度ではなかなかマスターできないかもしれませんが、参考にしながら実際に書いてみると採用担当者に評価されるような履歴書になるでしょう。
最後にひとつ「履歴書は減点方式」です。履歴書をしっかりと書くことは当たり前。それができないようでは面接にすら進めさせてくれません。これを念頭に置いて作成して下さい。
次のステップ
書類選考を突破したら次はいよいよ緊張の面接選考です。(書類選考後、テストがあることも多いですが。。。)
面接では、この履歴書を元に進みます。なので、履歴書は捨てずにいつでも参照できるようにしておきましょう。
みなさんが志望する企業に入り、後悔しない就活をすることを願っています。